まだまだ暑い日が続きますが、暦のうえでは秋のはじまりである「立秋」になりました。
つい冷房のある部屋にこもりがちになったり冷たいものを多く摂ってしまいがちになるかもしれませんが、食べるもので熱を排出するのもよいでしょう。
苦みが特徴のゴーヤは、ビタミンCが豊富に含まれ、疲労回復効果や摂りすぎた塩分も排出してくれる食材。
今回は、夏にいただきたいゴーヤを使った梅和えをつくります。
ゴーヤの苦味も旬の味のうち。
栄養を逃してしまうので不用意に水にさらすことはせず、熱湯でサッと茹でてザルにあげましょう。
茹でることで、胃腸を冷やしすぎてしまうことも防げます。
また、梅干しに含まれるミネラルや酸味、塩昆布の旨味、青紫蘇の香りがさわやか。
ゴーヤの苦味が終わりゆく夏に丁度よい一品です。
【材料】< 2 人分>
・ゴーヤ 1 / 2 本( 150 g )
・梅干し 1 個
・青紫蘇の葉 3 枚
・塩昆布 5 g
・白ごま 少々
・みりん 大さじ 1
【作り方】
①ゴーヤは縦半分に切りスプーンでワタと種を取り、薄切りにする。熱湯を沸かして入れ、サッと茹でてザルにあげる。団扇などであおいで人肌まで冷まし、水分をキッチンペーパーなどでおさえる。青紫蘇の葉は千切りにする。
②ボウルに種を取ってたたいた梅干し、みりんを入れて合わせる。
③ ②に①と塩昆布、白ごまを加えて和え、器に盛り付ける。
【ポイント】
・ゴーヤはみずみずしい食感を残すために絞ったりしていません。塩分が加わると水分が多少でてくるので、いただく直前に和えましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)