朝と夜がぐっと冷え込む白露。
涼しくなったことで、周りでも体調不良を訴える人をちらほらと耳にするようになりました。
空気も乾燥し、咳が出始める季節。
今回は、肺を潤す特徴としてあげられる「白い食材」を使ったふわふわ焼きをつくります。
暑さと乾燥で弱ってしまう肺と粘膜に潤いを与えてくれる長芋。
さらに、豆腐を使います。
すった長芋に豆腐と卵だけというとってもシンプルなレシピです。
調味料は加えずに、いただく時に好みの味付けにしてください。
今回はポン酢やもみ海苔でつくりましたが、鰹節とソースや、カラシ醤油などでもおいしくいただけます。
暑さが落ち着いてきたと思ったとたん、次の季節へ。
体を整え、おいしい食事をいただきながら、移り変わる季節を乗り越えていきましょう。
【材料】<2人分>
・長芋 200 g
・絹ごし豆腐 150 g
・卵 1 個
・サラダ油 少々
・お好みのポン酢やもみ海苔など
【作り方】
①長芋は皮を剥いて酢水(分量外)に 10 分つけ、アクを取ってすりおろす。
②ボウルに絹ごし豆腐を入れて泡立て器でほぐし、卵を入れてよく混ぜ合わせる。①を合わせてさらによく混ぜる。
③スキレットや小さめのフライパンを中火にかけて油をひき、②を入れてザックリと混ぜながらタネに火を通す。 固まりかけてきたら平らにならし、弱火にして8分ほど焼く。周りが焼けていれば、スキレットよりひとまわり大きな皿をかぶせて裏返す。スキレットに滑らせて戻し入れ、同じように焼く。もみ海苔とポン酢を添える。
【ポイント】
・タネをスキレットに入れたらモタッとするまで混ぜ、火が通りやすいようにします。
・フライ返しする時は火傷に注意しましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)