二十四節気の最後であり、いちばん寒い時期にあたる大寒(だいかん)。
冬と春の区切りの時期は、冬を乗り越える体づくりと、春に向けた準備をしていきたいものです。
カリウムを多く含み高血圧の予防にもなる長芋は、滋養強壮にも効果が。
そこにビタミンBも豊富に含み、補い助けてくれる豚のそぼろと一緒にくつくつと煮たら、体にも嬉しいひと皿の完成。
とろみをつけて、まだまだ寒さを感じる日にいただきたいほっこり温かな煮物は、材料も工程も手軽な一品です。
【材料】< 2 人分>
・長芋 1 / 3 本( 300 g )
・豚ひき肉 100 g
・生姜すりおろし 小さじ 1
・出し汁 500 cc
・酒 大さじ 2
・みりん 大さじ 2
・醤油 小さじ 2
・塩 少々
・片栗粉 大さじ 1
・水 大さじ 1
・好みで柚子の皮のせん切り 少々
【作り方】
①長芋は皮をむいて 2 cm の輪切りにし、酢水(分量外)につける。
②鍋に豚ひき肉を入れて炒め、色が変わったら酒を加えてアルコールを飛ばす。出し汁、みりんを入れて一煮立ちさせ、アクを取り除く。
③①の長芋の酢水をきって②に加え 8 分煮る。醤油、塩、生姜を加えて調味し、水で溶いた片栗粉をまわし入れトロミをつける。
④器に盛り付け柚子の皮のせん切りをちらす。
【ポイント】
・出し汁で煮てやわらかくなってから醤油や生姜などを加えることにより、味や香りが飛ばずに際だちます。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)