ニューノーマルなライフスタイルの中、霽れの日に集うことがしづらい毎日が続きますが、みなさん、季節の節目を楽しんでいますか?
もうすぐ、中秋の明月。
今年は10月1日(金)だそうです。
お月見に定番で食べるものといえば「お月見団子」。
白いお団子にきな粉をまぶして食べるのがよく見るお月見スイーツかもしれません。
お月様に見立てた白いお団子に金色の化粧をする“きな粉”の歴史は古く、平安時代の書物にはすでに大豆を引いて粉にした「未女豆岐(まめつき)」というきな粉の原型がでてくるそう。その後、お菓子づくりが盛んになった江戸時代に庶民にも認知されだしました。
weave の今月の #季節事 では、長らくお月見団子のイメージそのものだったきな粉を纏ったお団子のイメージをもう一歩進めた、この季節にぴったりな飲みもの「甘酒きな粉豆乳ラテ」を作りました。
従来からあるものをそのまま楽しむだけでなく、今のわたしたちの気分や、ライフスタイルに合わせて季節事を楽しむ。
そんな時間こそが、毎年、どんな変化があるかもわからないご時世に、確実に季節を進めてくれる、暮らしを豊かにしてくれるのではないでしょうか。
中にあんこや白玉をしのばせるのもおすすめです。
中秋の名月は10月1日の1日限りですが、本日より、コワーキングスペース EATLAB ではこの『きな粉の甘酒ラテ』をお出ししている(テイクアウトも可能)ほか、9月19日(土)〜9月21日(月)の間、石川県能美市の九谷焼窯元 上出長右衛門窯にて行われる「窯まつり」に出店中のブース EATLAB craftdrinks でもお飲みいただけます。
上出長右衛門窯 第13回 窯まつり
私たち九谷焼窯元・上出長右衛門窯は、日頃の感謝を込めて皆様を窯場へお招きし、品物の背景にある職人の手仕事を知って頂きたいと毎年5月に「窯まつり」を開催しております。本年は…(続きを読む)
お天気がよければ離れ離れでも、おなじ“月”という目標物を愛でながら季節を感じたりお団子を食べたりする風流な催しは、現代のわたしたちにフィットする形で楽しめば、まさにニューノーマルなライフスタイルにぴったりのイベントとなりそう!ということで、9月22日には参加無料のオンラインお月見会も開催されるみたいですよ。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
今に溶け込むお月見文化を #新しいお月見 プロジェクト始動
日本の古くからの年中行事である「お月見」。 近年は暮らしの中でお月見を行う機会は減ってしまいましたが、大規模に集まることのできない今こそ、…(続きを読む)
甘酒きな粉豆乳ラテのつくり方
材料(4杯分)
酒粕:250g
水:250cc
砂糖:120g
豆乳:400cc
きな粉:小さじ5
レシピ
①お鍋に酒粕と水を入れて弱火にかけ、ヘラで焦げないように混ぜる
②だいたい溶けたら砂糖を入れて混ぜ溶かす
③火から下ろしてきな粉小さじ4を溶かし、冷ます
④冷めたらミキサーにかけて滑らかにする
⑤グラスに注いで氷を浮かべ、きな粉を茶こしでふりかける
メモ
あんこや白玉を中に忍ばせて救って食べるのも美味しいです。