ぐっと寒くなってきましたが、みなさん、風邪などひいてはいないでしょうか。
今月の季節事は、冬の柑橘の代表格、“柚子”をつかったこの季節ならではなクラフトコーラのシロップをご紹介します。
weaveの本拠地、小松市のお隣、能美市国造地区で無農薬で育てられた柚子を分けていただいてクラフトコーラにしました。
コーラというとガツンとした炭酸が喉を潤すように、暑い夏に飲むアメリカンなドリンクのイメージが強いですが、クラフトコーラで使うコーラシロップはスパイシーでありつつも優しい味わい。
もともと伝統的に滋養強壮に良いとも言われるような香味薬味をたっぷり使っているので、日本の香味薬味を合わせることで季節ごとに違った味わいを楽しめる和のコーラが出来上がります。
この時期にシロップをたくさん仕込んでおけば、炭酸で割ってアイスでも、お湯で割ってホットで楽しむこともできておすすめです。
このご時世なので盛大なクリスマスパーティは難しいかもしれませんが、気のおける仲間たちと少人数で集まって乾杯したい、なんていうときも、ちょっとシロップを瓶に詰めて持参するのもいいかもしれません。ノンアル勢のテンションも上がると思いますよ。
KISETSUGOTOプロジェクト(#季節事)
ライフスタイルメディア『weave』と食文化のオープンスペース『EATLAB』が連動し、季節毎の手しごとをシェアするプロジェクトです。本WEBメディアでは連載形式の季節のレシピを掲載し、EATLABでは実際にテイクアウトを行っています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
柚子のクラフトコーラのレシピ
材料:
・柚子 … 8〜10個(無農薬のものが望ましい)
・水 … 1.5L
・きび糖 … 1.2Kg
・ざらめ … 1.0Kg
・シナモンスティック … 1袋(15g)
・カルダモン … 10g
・コーラナッツパウダー … 20g
・クローブ … 10g
・バニラ … 2本
(塩 … 少々)
つくり方
①無農薬でない柚子を使う場合は、塩を少々まぶしよく洗い輪切りにする。
②バニラびーんずは鞘を縦に割り中身を小さいスプーンでこそげとり、鞘もとっておく。
③鍋にザラメを入れて弱火にかける(混ぜない)。
④溶けてきて焦げついたら水を半分ほど入れてカラメルをつくる(ハネるので注意!)
⑤輪切りの柚子、カラメル、その他すべての調味料を入れて蓋をせずに弱火にかける。
⑥煮たったら弱火にして出来上がり量が2Lくらいになるように煮込んでいく。
⑦火を止めて粗熱が取れたら冷蔵庫でひと晩冷やし、ざるでこす。
⑧できたシロップは炭酸水またはお湯と1:5くらいで入れ、柚子の輪切りやアイスの場合は氷を添える。
InstaLIVEのご案内
柚子のクラフトコーラのつくりかたを、@weave.ink のInstagram で LIVE 配信します。お時間あればぜひそちらもご覧ください。