本格的な春のはじまりを告げる春分。
生き物や植物たちも活動をはじめ、そこここで生き物の息吹が感じられる季節です。
この時期になると、春に収穫されたばかりの野菜も出回ります。
今回は、今だけしか味わえない新ジャガを使った一皿を作っていきます。
皮が薄くやわらかくみずみずしい新ジャガ。
エネルギー代謝を促し、たんぱく質の分解も助けてくれ、活動的になる時期に嬉しい栄養が含まれています。
また、陽気があたたかくなると体内に熱もこもりがちになりますが、平肝の働きのあるパプリカも加えることで気を平らにしてくれます。
素材の味わいを生かすため、シンプルな材料で炒めましょう。
まだ朝夜には肌寒さも感じるため、赤唐辛子で温めるちからを助けてあげましょう。
シンプルで、日常に取り入れやすい一皿で、春を味わいましょう。
【材料】< 2 人分>
・新ジャガイモ 200 g
・パプリカ 1 / 2 個( 50 g )
・ゴマ油 大さじ 1
・豆板醤 小さじ 1 / 2 〜
・酒 大さじ 1
・酢 小さじ 1
・塩 少々
【作り方】
①新ジャガイモは皮を剥いて薄切りにし、棒状に切る。ボウルに入れて流水で水が透き通るまで洗って水にさらし、ザルにあげてキッチンペーパーで水気をふく。
②パプリカは薄切りにする。
③フライパンにごま油と豆板醤を入れ、中火にかけて炒める。豆板醤が馴染んだら①と②を入れ、火を強めて炒める。ジャガイモが透き通ってきたら酒、酢、塩を入れて調味する。
【ポイント】
・流水で洗うことにより新ジャガイモ表面のデンプンを落とし、炒めるときにしゃきっとさせます。
・豆板醤の量はお好みで(写真は小さじ 1 )。また、豆板醤の種類によって塩分が違うので、味見をしながら調味しましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)