寒さが厳しくなり、冬のはじまりをあらわす「立冬」。
寒くなると体が縮こまって、腎臓の働きも低下してしまうと言われています。
そんな腎機能を助けてくれるのが“黒い食べ物”。
海藻やきのこ類、きくらげ、黒ごまなどを摂ると良いとされています。
今回はそんな黒い食材のなかから、黒いりゴマをたっぷりと使った冬野菜の黒ごま和えをつくります。
体を温めてくれる根菜類やビタミン豊富な緑黄色野菜など、おうちにある好きな野菜をつかいましょう。
今回は補益してくれるインゲンや、補血の働きがあるシメジなどをつかって、冬に備える体づくりの助けになる食材も使用します。
食卓にもう一品というときにも嬉しい、香り豊かな黒いりゴマがふわっと香る一皿です。
【材料】< 2 人分>
・コマツナ、インゲン、サトイモ、シメジ等の好みの野菜 合わせて 300 g
・黒いりゴマ 大さじ 3
・酒 大さじ 1
・砂糖 大さじ 1
・醤油 大さじ 1
【作り方】
①黒いりごまはフライパンで軽く煎る。すり鉢に入れてしっかりとすり、調味料を入れて混ぜる。
②コマツナ、インゲンは根や筋を取り 3 cm 長さに切る。シメジは手で割く。湯を沸かして硬い順に入れて茹で、ザルにあげて冷ます。サトイモは皮ごと蒸すかレンジで加熱して皮をむき、大きいものは半分に切る。
③①に水気を絞った②を入れて和え、器に盛り付ける。
【ポイント】
・黒いりごまは軽く煎って香り豊かに仕上げ、よくすり消化吸収を助けましょう。
・茹でた野菜は水っぽくなるので水で冷やしたりせず、うちわなどで扇いで冷ましましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)