高い山にもうっすらと雪が積もりはじめる「小雪」。
寒さが本格的になり、体に少しずつ変化がみられるころ。
むくみが出やすくなったり胃腸の調子がよくないなぁという人も少なくないのではないでしょうか。
そんな悩みを解消すべく、ほっとあたたまる「白菜とツナのとろみ生姜煮」をつくります。
白菜は精進料理のなかで豆腐、大根と並ぶ“養生三宝”といわれ、体力や免疫力を高めてくれる食材。
食物繊維が豊富に含まれる白菜は胃腸の調整と消化を促進してくれます。
手軽に料理に取り入れやすいツナの缶詰。
ツナはカリウムが豊富で体内の余分な塩分を調整してくれむくみ解消の効果が。
淡白な白菜にツナのコクと生姜が効いて体もぽかぽかになるあったか煮物です。
消化も良いのでたっぷりといただきましょう。
【材料】< 2 人分>
・白菜 1 / 6 個
・ツナ缶詰め 大 1 缶
・生姜すりおろし 1 片分
・鰹出汁 500 ml
・醤油 大さじ 1
・みりん 大さじ 1
・水溶き片栗粉 大さじ1 〜 2
【作り方】
①鍋に白菜と鰹出汁、ツナを汁ごと入れる。中火にかけて沸騰したら弱火にし、15 分煮る。
②白菜がクタッとしたらみりん、醤油、生姜のすりおろしを入れて一煮立ちさせる。
③水溶き片栗粉を入れてとろみをつけ 1 〜 2 分ほど煮る。
【ポイント】
・ツナはフレーク状のものよりも固形状のものを使うと、更に味わい深いものに仕上がります。
・水溶き片栗粉は様子を見ながら入れ、好みのとろみに調整しましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)