「祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ」秋分の日。
昼と夜の時間がほぼ同じ長さになる日でもあります。
この頃になると涼しい風にのって運ばれてくる金木犀の香りも秋を感じさせます。
秋は冬に向けた体作りの時期。
バランスの良い食事を摂って、冬の寒さにも負けない体作りが大切になってきます。
また、空気も乾燥し肺が影響を受けることで、咳などの症状も出やすくなります。
今回ご紹介するサラダに入っている秋の代表的な果物・梨は、夏に蓄積した体内の熱を取りのぞき、肺に潤いを与えてくれ、咳も予防してくれます。
サツマイモは風邪を予防したり、免疫力を上げるビタミンも豊富で、冬に備えた体作りに最適な食材。
食物繊維やビタミンもたっぷりな秋のサラダに、ヨーグルトドレッシングをかければ、風邪に打ち勝つ準備も万端。
梨はサラダ仕立ての生食なので体を冷やさぬよう、パンやスープと合わせて朝食やブランチなどにお召し上がりてください。
【材料】< 2 人分>
・梨 150 g
・サツマイモ 80 g
・水菜 2 束( 80 g)
-ヨーグルトドレッシング-
・ヨーグルト 大さじ 4
・白ワインビネガー 大さじ 1 (なければ酢でも)
・EXVオリーブオイル 大さじ 1
・塩 少々
・胡椒 少々
【作り方】
①水菜は冷水につけてシャキッとさせ、水気をきり 3 cm幅に切る(葉と茎を分けておく)。サツマイモは蒸して皮をむき 1.5 cm大に切る。梨は皮をむいて種を取り、サツマイモと同じ大きさに切る。
②ヨーグルトドレッシングの材料をボウルに入れ、泡立て器でしっかりと混ぜる。①のサツマイモと梨、水菜の茎を入れて和える。
③水菜の葉部分を皿に敷き、②を盛り付ける。
【ポイント】
・サツマイモは蒸す他に、レンジで温めたり茹でても◎
・梨は皮をむくと色が悪くなるので、水菜とサツマイモの下処理を先に行いましょう。
・野菜から水分が出てくるので、いただく直前にドレッシングと和えましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)