まだまだ暑さは続きますが、二十四節気の立秋となり、暦のうえでは秋。
少しずつ暑さのピークが和らいでいくのを少しずつ感じながら、暑さにも負けない体づくりをしていきたいものです。
夏から秋にかけて収穫される桃は、消化をうながし、体を潤しながら過剰に汗をかく症状も緩和してくれます。
また、秋になると影響を受けやすい肺も潤してくれ、細菌などの侵入を防いでくれます。
まあるくかわいい見た目ながら、さまざまな効能をもたらしてくれる桃。
レモンの効いたすっきりとしたシロップでくつくつ煮ると、見た目はさらにかわいいほんのりピンク色。
そこに、やさしいメープルシロップの甘さが混ざった、トロリとしたクリームチーズのソースをかけてみました。
秋に近づくころには養生を考え甘味を足して煮るのもおすすめです。
【材料】< 2 人分>
・桃(酸味のあるものでもよい) 2 個
・レモン汁 1 個分(大さじ 2 )
・グラニュー糖 150 g
・水 600 cc
・クリームチーズ 60 g
・メープルシロップ 大さじ 2
【作り方】
1. クリームチーズ、メープルシロップは冷蔵庫から出して常温に戻しておく。
2. 桃は流水でうぶ毛を洗い流す。くぼみに包丁でグルリと切込みを入れ、ねじって半分にし種を取る。
3. 鍋に水、グラニュー糖、レモン汁を入れて中火にかける。グラニュー糖が溶けたら桃を入れ、煮立ったらアクをすくって弱火にしキッチンペーパーなどで落とし蓋をする。途中でやさしく上下を返し10 分煮て人肌まで冷ました後、冷蔵庫で冷やす。
4. ボウルにクリームチーズを入れてよく混ぜ、クリーム状にする。メープルシロップを加えてさらによく混ぜる。
5. 桃の皮をそっとむいてキッチンペーパーで水分をおさえクシ切りにし、皿に盛り付け 4 のソースをかける。
【ポイント】
・煮る時も冷やす時も桃が茶色く変色しないように、なるべくシロップにつかるよう器具の大きさを調節しましょう(人肌まで冷めたらポリ袋に入れ、冷蔵庫で冷やしても)。
・クリームチーズがダマにならないよう、しっかりと常温に戻しクリーム状にしましょう。
・桃を丸ごと食べたい方は、半分に切らずに丸ごと煮て食べるのも、満足感があっておすすめです。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)