夏を表す最後の節気で、一番暑い大暑。
熱帯夜や真夏日にうなされる日もはじまり、セミなどの夏の虫も活発に活動する季節です。
夏バテということばがありますが、暑さにバテてしまうと食欲も落ちてしまいます。
食欲不振を防ぐには、粘りのある長芋やオクラがおすすめ。
今回はネバネバ食材を使ったとろみ煮浸しを作っていきます。
長芋やオクラは胃や脾臓の働きも高めてくれ、夏に負けない体作りを助けてくれます。
ミネラル豊富な枝豆も一緒に入れることで、体内の水分量を調節してくれます。
夏は水分と一緒に塩分も適度に摂ることが推奨されています。
煮浸しで水分と塩分も摂れるよう、とろみをつけて汁ごといただきましょう。
本格的な暑い夏を過ごす私たちを助けてくれる一皿。
やさしく体を労ってくれる煮浸しで、暑さに負けない体作りをしていきましょう。
【材料】<2人分>
・長芋や山芋 100 g
・オクラ 6 本
・茹で枝豆(鞘から出して) 大さじ 2
-合わせ出汁-
・出汁 1 カップ
・酒 大さじ 1
・塩 小さじ 1 / 2
・片栗粉 大さじ 1 / 2
・水 大さじ 1 / 2
【作り方】
①長芋は皮を剥いて酢水(分量外)につけてアクをとる。滑りを洗い流して1 cmの輪切りにする。オクラは塩(分量外)で板ずりし、熱湯でサッと茹でる。ガクを取り斜めに切る。
②合わせ出汁の材料を鍋に入れて温め、①と枝豆を入れて 1 分煮る。
③片栗粉と水を合わせて②に回し入れてとろみをつける。粗熱をとって冷蔵庫で冷やす。温かいままでも。
【ポイント】
・冷やすととろみが増すので片栗粉は好みに加減しましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)