寒さが一層厳しくなる小寒(しょうかん)。
この季節にしっかりと養生すると、新しい1年を健康に過ごせるともいわれているため、しっかりと栄養のあるものを摂りつつ、体の中から温まるものを取り入れたいもの。
そこで今回は、ほっこりと体の芯から温まるスープを作りました。
メインとなるのは、冬野菜であり根菜のカブとレンコン。
体の内側から温めてくれる冬野菜に、免疫力をつけてくれる豚肉(ベーコン)を加えました。
カブのやさしい甘みとレンコンのホクッとした食感、やわらかなバターの香りが豊かで滋味あふれる味わい。
弱火でじっくりことこと煮て旨味をたっぷり引き出し、体に染み渡っていくようなスープを、ぜひ寒い季節の食卓に。
【材料】< 2 人分>
・カブ 2 個
・レンコン 1 / 2 節(100 g)
・ベーコンブロック 100 g
・タマネギみじん切り 中1/2 個分
・ニンニクみじん切り 1 片
・バター 30 g
・スープ(コンソメなど好みのもの) 500 cc
・塩 少々
【作り方】
①カブは皮をむいて 4 等分のクシ切りにし、葉と茎は少量取っておく。レンコンは皮をむきひと口大に切って酢水(分量外)にさらす。ベーコンはひと口大に切る。
②鍋にバターの半量を入れて中火にかけ、みじん切りのニンニクとタマネギを入れて半透明になるまで炒める。カブ、レンコン、ベーコンも加えて炒める。
③スープを注いで火を強め、沸騰したらアクを取って弱火にし、野菜がやわらかくなるまで 10 分ほど煮る。
④カブの葉と茎、残りのバターを入れてひと煮立ちさせる。味をみて塩で調味する。
【ポイント】
・カブは煮えると形が崩れてしまうので、弱火でコトコト煮込みましょう。また、葉や茎は色が落ちないよう、バターも香りを活かすために仕上げに加えましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)