冬ごもりしていた虫たちが土の中からはい出てくる二十四節気の啓蟄(けいちつ)。
ぽかぽかした陽気に合わせ、体の隅々まで血がめぐるのを感じるのではないでしょうか。
今回は、活発に動きたくなる春に食べたくなる、ニンニクを効かせた豆腐ステーキをつくります。
食物繊維と植物性タンパク質が豊富な豆腐。
お味噌汁や冷奴などでいただくのもよいですが、水分をとるとやわらかさがありつつも食感のある豆腐に。
フライパンで表面を焼くと、香ばしくふわっと食感。
気温が上がるとさまざまな生き物が活動をはじめますが、菌も同じく活発に活動をはじめます。
そんな菌の活動時期に合わせて、殺菌効果のあるニンニクも加えて炒めていきます。
ビタミン豊富なパセリにバターと醤油を加えたソースに豆腐を絡めれば、しっかりした味付けだけど腹持ちもよくヘルシーな豆腐ステーキの完成。
活動的になる季節に、パンチがある味わいの一皿が活力を与えてくれそうです。
【材料】< 2 人分>
・木綿豆腐 350 g
・薄力粉 適量
・サラダ油 大さじ 2
-ニンニクパセリソース-
・ニンニク 1 片
・パセリ 1 / 2 袋 ( 15 g )
・バター 10 g
・醤油 大さじ 2
【作り方】
①豆腐はキッチンペーパーなどに包み同じくらいの重量の重石をして水をきる。パセリ、ニンニクはみじん切りにする。
②豆腐は食べやすい大きさに切り、全面に薄力粉をまぶす。
③フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ豆腐を入れて全面を焼く。豆腐を端に寄せてニンニクを入れて炒め、香りが出てきたらパセリとバター、醤油を入れて炒め、全体を合わせる。皿に盛り付ける。
【ポイント】
・水っぽくならないよう、しっかりと水切りをしましょう。
・沢山摂りたいパセリは好きなだけプラスしても。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)