空からは雪ではなく雨が降りはじめる「雨水」。
体を積極的に動かしたくなる季節にはいります。
ですが、まだまだ乾燥も続き、気温の変化によって、体調を崩しやすくもなります。
そこで今回は免疫力を高めてくれ、滋養にも良い菜の花を使ったおひたしをつくります。
ビタミンも豊富で積極的に摂りたい菜の花。
ほのかな苦みと辛みも春を感じさせてくれます。
今回は解毒作用を高めてくれるワカメと、旬の蛸を加えた潮の香り豊かなひと皿。
香りの良い出汁も食欲そそる、春らしいおひたしです。
【材料】< 2 人分>
・菜の花 1 パック( 150 g )
・蛸 100 g
・ワカメ(塩蔵でも乾燥でも)戻して 10 g
・出し汁 300 ml
・酒 大さじ 1
・塩 小さじ 1 / 2
・醤油 少々
【作り方】
①菜の花は下の固いところを切り落とし、冷水に浸けパリッとさせる。湯を沸かしてサッと茹で、ザルにあげて冷ます。人肌まで冷めたら絞ってキッチンペーパーで水分をおさえ、1 / 3 程度の食べやすい長さに切る。
②わかめは水で戻して一口大に切る。蛸は一口大の削ぎ切りにする。
③鍋に出汁と酒、塩を加え色づく程度に醤油を加えて調味する。菜の花を加えて一煮立ちしたら火を止め、蛸とわかめを加える。味をみて足りなければ塩を足し、器に盛りつける。
【ポイント】
・菜の花は茹ですぎないように。ザルにあげたらうちわなどで扇いで冷ましましょう。水っぽくなるので水には浸しません。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)