雪がたくさん降る季節を意味する「大雪」(たいせつ)。
中国華北地方の気候から名付けられたもののため、日本ではまだまだ晴れの日が続きます。
とはいえ、冷たい風が厳しく感じられる頃。
寒さに負けない体作りをしていきたいものです。
食養生の観点で見ると、陽性と陰性のものをバランスよく摂るのが良いとされています。
この時期旬を迎える牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほど栄養が豊富。
亜鉛の含有量が多く、肝臓や貧血も助け、肌にも良い現代人には嬉しい補益してくれる食材。
動物性で温める効果があり陽性に属します。
今回は陽性の牡蠣に陰性のしめじ、さらに温熱のネギを加えたオーブン焼きを作りました。
マヨネーズにタバスコを加えたピリ辛ソースをかけアツアツホクホクの旬の食材をほおばれば体の中からぽかぽかと温まります。
【材料】< 2 人分>
・牡蠣 200 g
・シメジ 50 g
・万能ネギみじん切り 少々
・酒 大さじ 2
-マヨネーズソース-
・マヨネーズ 60 g
・タマネギみじん切り 1/6 個分
・粉チーズ 大さじ 2
・タバスコ 小さじ 1
-付け合せ-
好みのパン、レモンのクシ切り
【作り方】
①牡蠣は塩小さじ 1 (分量外)をふってやさしく揉み、ザルに入れ流水でふり洗いして汚れをおとす。シメジは小房に分ける。ボウルにマヨネーズソースの材料を入れて混ぜる。
②牡蠣と酒を小鍋に入れて強火で熱し、プックリとしたら皿に取り出す。残っている牡蠣のエキスにシメジを入れてさっと煮る。
③耐熱皿にシメジを入れ、牡蠣を上に乗せ、マヨネーズソースをかけたら、230 度のオーブンで 12 分焼く。途中、パンを横においてトーストしてもよい。
④万能ネギのみじん切りをちらして、パンとレモンのクシ切りをそえる。
【ポイント】
・牡蠣は火を入れ過ぎると固くなるので注意しましょう。
・オーブンの機種によって焼き時間や温度はかわってきます。上記を目安にして調節しましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)