まだまだ寒さは続きますが、暦のうえでは春のはじまりをあらわす立春(りっしゅん)。
このころになると、少しずつ春の食材が出回りはじめます。
春は陽の気がまだまだ弱いころ。
陽気を育ててくれる緑の葉ものをたくさん摂ると良いとされています。
季節の食材である緑の菜の花は、この時期摂りたい食材。
菜の花の苦みも、春への体づくりを助けてくれます。
今回はそんな菜の花に、新玉ねぎと生ハムを合わせたマリネを作りました。
アクセントになる蜂蜜を加えれば、春らしい甘い香りに。
同じアブラナ科のマスタードも良い組み合わせ。
温かくなる春への体づくりを、おいしい食事からはじめていきましょう。
【材料】< 2 人分>
・菜の花 1 / 2 束( 100 g )
・新玉葱 1 / 4 個
・生ハム 60 g
– マリネ液 –
・EXVオリーブオイル 50 cc
・白ワインヴィネガー 大さじ 1
・粒マスタード 大さじ 1
・蜂蜜 小さじ 1
・塩 少々
・白胡椒 少々
【作り方】
①菜の花は下の固いところを切り落とし、冷水に浸けパリッとさせる。湯を沸かしてサッと茹で、ザルにあげて冷ます。人肌まで冷めたら絞ってキッチンペーパーで水分をおさえ、1 / 3 程度の食べやすい長さに切る。
②新玉葱は薄切り、生ハムはひと口大に切る。
③マリネ液の材料を混ぜる。バットに①②を並べたらマリネ液をまわしかけ、冷蔵庫で 30 分マリネする。
【ポイント】
菜の花を茹でた後は、水っぽくなり味がボヤけてしまうので水に浸けたりせず、ザルにあげてうちわなどで冷ますとよいでしょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)