草や花に露が降り、寒さで凍りそうになることを意味する「寒露」。
本格的に秋の訪れを感じる季節は、冬に向けて体づくりが必要になってきます。
秋は収める季節。
魚介や乳製品で補益できる食材を積極的に摂っていきたいので、今回は秋生鮭やカボチャ、エリンギを使って、ミルクスープをつくります。
鮭は免疫力をアップさせてくれることに加え、疲労回復や悪玉コレステロールを減らしてくれる効果も。
鮭に加え牛乳やバターなどの補益できる食材は、寒い時期を乗り越えるために最適です。
また、秋の乾燥は体の水分を奪ってしまうため、体内の水分を正常に保ってくれ高血圧予防にもなるエリンギは体にうれしい食材。
カボチャやネギでエネルギーも補いましょう。
ほっと体があたたまるミルクスープは、寒くなる時期に知っておくと重宝するレシピです。
【材料】< 2 人分>
・秋生鮭 2 切れ( 100 〜 150 g )
・カボチャ 1 / 6 個
・長ネギ 1 / 2 本
・エリンギ 1 本
・チキンスープ 1 カップ
・牛乳 1 カップ
・塩 少々
・白胡椒 少々
・バター 20 g
・薄力粉 適量
好みでクリームチーズやサワークリーム 適量
【作り方】
①鮭は塩少々をふり 5 分置いて水分をキッチンペーパーでおさえる。両面に白胡椒をふって薄力粉をまぶす。
②カボチャは一口大、長ネギは 3 cmに切り、エリンギは半分に切って手で割く。
③鍋に半量のバターを入れ、中火で焦げないように鮭をソテーし、バットに取り出しておく。油を拭いて残りのバターを入れカボチャを炒める。カボチャの色が濃くなったらチキンスープと牛乳を入れて中火にし、沸騰直前になったら火を弱めてエリンギを入れる。 10 分ほどコトコト煮る。
④鮭を戻し入れて長ネギを入れ、 長ネギに火が通れば塩、白胡椒で調味する。器に盛り付け、好みでクリームチーズをのせる。
【ポイント】
・鮭を焼いたバターは生臭いのでしっかり拭き取ります。
・ふきこぼれや焦げるので牛乳を入れたら沸騰させないようにしましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)