二十四節気で秋のはじまりをあらわす「立秋」。
まだまだ暑さも感じますが、暑さ対策もしつつ、秋が感じられる料理をつくります。
今回つくるのは炊き込みごはん。
秋を感じる食材を使い風味たっぷりに土鍋で炊き上げました。
今回炊き込みごはんに使用した鮭は免疫力を上げてくれたり、肌の新陳代謝を促してくれる効果も。
また、舞茸は高血圧などの生活習慣病に効くとされている食材です。
そこに、熱がたまった肺の炎症をしずめ多汗の症状もおさえ、疲労回復効果もあるもち米を一緒に炊いて、おこわのようなもっちりとした仕上がりに。
こんがりと焼いた鮭の香ばしさもご馳走になる、秋の始まりにぴったりな炊き込みごはんです。
【材料】< 3 〜 4 人分>
・甘口塩鮭の切り身 1 〜2 枚( 200 g )
・舞茸 30 g
・米 1 と 1 / 2 合
・もち米 1 / 2 合
-煮汁-
・出汁 360 cc
・酒 大さじ 2
・薄口醤油 大さじ 2
・みりん 大さじ 1
・万能ネギ小口切り 少々
【作り方】
①米ともち米を合わせて洗い(軽く研ぐ)透明になってきたら 30 分水に浸ける。その後ザルにあげ 15 分水気をきる。
②鮭はグリルでこんがりと焼く。舞茸はひと口大に手で割く。
③鍋に煮汁の材料を入れてひと煮立ちさせる。舞茸を入れ、さっと煮て取り出す。
④土鍋に①の米、③の煮汁(熱いままでもよい)を入れて蓋をし、強火で 6 分ほど炊く。沸騰したら弱火にして 10 〜 12 分(土鍋の種類に合わせて)炊く。途中写真のように米が見えてきたら舞茸と鮭をのせる。炊き上がったら 10 分蒸らして鮭を取り出し、骨を取り除いてほぐす。土鍋に戻し入れてさっくりと混ぜ、茶碗に盛りつけ万能ネギをちらす。
【ポイント】
・具材を一緒に炊き込むとパサついてしまうので、焼いた鮭を後にのせて炊き、しっとりとした仕上がりにしましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)