一年のなかで昼が一番長く、夜が一番短くなる夏至。
本格的な暑さもはじまり、冷たいものや塩分、水分などを摂りすぎて、むくみやすくなりがちに。
そんなときは、黒豆とサクランボを使った涼しげな甘味はいかがでしょう。
黒豆といったらお正月にいただくイメージがあるかもしれませんが、ホルモンバランスを整えてくれるイソフラボンや抗酸化作用のあるアントシアニンなどの栄養素も豊富で、日頃から摂りたい食材。
一度に袋ごと茹でて汁も一緒に小分け冷凍しておけば、サラダやスープ、ポークビーンズはもちろん、スイーツにも活用できます。
良質なタンパク質も含まれている黒豆は体内の余分な塩分を排出してくれ、むくみの解消や血圧を改善してくれます。
また、食卓にあるとぱっと華やかになるサクランボは鉄分やビタミン、カリウムも豊富で、むくみも解消してくれます。
酸っぱすぎず甘すぎないシロップを加えれば、ひかえめなサクランボによりそう味わいに仕上がります。
【材料】< 2 人分>
・黒豆(乾燥) 1 袋( 200 g )
・サクランボ 100 g
・バルサミコ酢 大さじ 3
・メープルシロップ 大さじ 1
【作り方】
①黒豆はザッと洗ってボウルに入れ、たっぷりの水に浸して6時間ほどおく。ふっくらと倍の大きさになったらつけ汁ごと厚手の鍋に入れ、中火にかける。沸騰したらアクを取り、弱火にして 1 時間ほど、やわらかくなるまで煮る。豆が表面に出るようなら水を足す。
②黒豆 1 カップ分を温かいうちにボウルに入れ、バルサミコ酢とメープルシロップを加えて混ぜる。人肌に冷まし、ストローを挿して種を取ったサクランボも加える。冷蔵庫で冷やし、器に盛り付ける。
【ポイント】
・黒豆は種類によって水に浸す時間が多少変わってきます。袋の表示通りに戻しましょう。
・長い時間置くと黒豆が固くなるので、取り置きはしません。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)