生物も満ち足りて草木も濃く成長する「小満」。
この時期になると太陽が地上に顔を出す時間も長くなります。
暑くなると、体もバテがちに。
また、汗をかくと血液の流れが悪くなり心臓に負担もかかりやすくなるため、暑い夏を乗り切る体づくりも大切です。
今回は栄養価の高い豚ハツとキュウリを合わせた和え物を作ってみました。
豚ハツはモツ系のなかでもレバーのようなクセもなく、食卓に取り入れやすい食材。
たんぱく質や鉄分が多く、血を増やしてくれます。
合わせるキュウリやニンニクは血管を柔らかくし、きれいな血液を心臓に送ってくれる働きが。
長ネギやニンニクの香味野菜は、モツ独特のくさみを軽減してくれます。
豚ハツのしっかりとした歯応えに負けないようキュウリは太めに切れば、食感も楽しいひと皿です。
【材料】<4人分 作りやすい分量>
・豚ハツ 1 ケ( 250 g )
・キュウリ 1 本
・長ネギ 1 / 2 本
-和え衣-
・すりおろしニンニク 1 / 2 片
・ごま油 大さじ 1 / 2
・塩 小さじ 1 / 2
・胡椒 少々
【作り方】
①豚ハツは余分な脂や筋を取り除きひと口大の削ぎ切りにし、ボウルに入れて塩大さじ 1 (分量外)を入れて揉み込む。流水で洗い30 分〜 1 時間水につけて血抜きをする。
②ボウルに和え衣の材料を入れてすり混ぜる。
③キュウリは太めのせん切り、長ネギは斜めうす切りにする。
④①をザルにあげて鍋に湯を沸かし、酒大さじ 1 (分量外)、豚ハツを加えて 3 分茹でる。豚ハツを取り出したら熱いうちに②に加えて和える。冷めたら③を加えて和え、器に盛りつける。
【ポイント】
豚ハツが冷めてしまうと調味料の味が入りづらいので、熱いうちに和え、冷ましてから野菜と和えましょう。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)