春の陽気を感じることも増え、空からは雪ではなく雨が降りはじめる二十四節気の雨水(うすい)。
この時期になるといちご狩りに訪れる人も少なくないのではないでしょうか。
いちごはビタミンCも豊富で、血行不良も改善してくれたり腸内環境も整えてくれる食材。
かわいい見た目ながら、美容にも健康にも嬉しい働きをしてくれるのです。
今回は、春に適度に摂りたい爽やかな酸味のいちごを使った水ようかんをつくってみました。
水ようかんは見た目の涼やかさや食べやすさから夏にいただくイメージをしますが、北陸地方では昔からお正月などに食べられていたそう。
春らしい白餡をつかい、見た目にもたのしい水ようかんは、いちごがおいしい時期にぜひ試してみてほしい一品です。
【材料】<15 cm × 13.5 cmの流し缶>
・苺 100 g
・白餡 200 g
・水 200 cc
・粉寒天 2 g
・砂糖 大さじ 1
【作り方】
①苺はヘタを取り1 〜 2 cm 大きさにランダムに切る。
②鍋に水と粉寒天、砂糖を入れて中火にかけ、混ぜながら沸騰させる。弱火にして粉寒天を完全にとかす。
③白餡を入れてよく混ぜたら、氷水で底面を冷やしながら、餡がトロリとするまで混ぜる。
④苺を加えて軽く混ぜ、水で濡らした流し缶に入れる。冷蔵庫で 30 分冷やし固める。好きな形に切って盛り付ける。
【ポイント】
・氷水で冷やす時は短時間で冷えてしまいます。冷えすぎると固まってしまうのでトロミが付いてきたら直ぐにあげ、もし固まってしまったら再度温めるといいでしょう。
・型は流し缶でなくても手持ちのタッパー容器や小鉢などでも作れます。
レシピ: 齊藤 真貴子(@makitchen)